夢
よく晴れた青い空の中、てくてく歩いていると、突然、満開の桜が遠くから見えて、「あぁ、もう、そんな季節なのなかぁ。」と思いながら歩きつづけていると、小山の上に学校があるらしく、満開の桜が咲くその小山に、いかにもピカピカの小学１年生らしい子達が、ランドセルを背負いながら上って行く姿も見えて、「そっかぁ、春といえばもう入学式の季節なのかぁ。」とまた思いながら歩きつづけてました。
ふと気が付くと、ぽかぽかの日差しでとても暖かく、春らしいうきうきした気持ちになっていました。
歩いてる街道に植えられている樹木も、春らしく花を咲かせたり、萌黄色の木の葉が日に浴びてキラキラしていることに気付いたりして。
そのまま歩いてると、そのうちに、桜満開どころではなく、紅梅や、ボケや赤いハナミズキなど、春に咲くいろんな木々の花が襲ってくるような勢いで咲き乱れ、気が付いたら桃源郷のような状態になり、自分はただただ見とれて、うっとりしているところで夢からゆっくり覚めました。
・・まだ冬は始まったばかりなのに。すでに心は春が恋しいのかも知れないですねぇ・・。