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人生の分岐点

人生の分岐点というか、人生の変わり目には必ず先に夢を見る。
でも最近年をとって来たからか、だんだんあいまいな感じになってきたけど、

一番すごかったのが20歳位のときだった。

みんな夢で見たまんま、その通ぉーりに、動いて歩いて喋って来て、劇みたいだった。
この後アノ人があそこから歩いて来てこういうことを夢で言ってたけど、
まさかそんな訳ないよなぁ・・
と思いつつ、でもそんな訳が起きて、全員その通ーりに、歩いてきて喋り始めて、おっそろしいのなんのって。

重なってた印刷用紙まで、夢の通り、夢と同じタイミングで、夢と同じ方向に散らばって行った時に、かなり怖さがピークに達して、そっから興奮し混乱したことを覚えている。

その日夕方に会った知り合いに、怖くてどうして良いかわからないから、
相談しようと思って会ってもらったのに、
もう自分自身がさっきの用紙がちらばったころから超恐怖で興奮してしまってて
「思ったとおり喋ったり動いたりしないでよ!!」っと相手にわぁわぁ叫んでしまってたけど、
今思えば、相手は私の言っていることが何のことやら意味不明だったんだろうなぁ・・。

でも先に相手が喋ったり行動することが先にわかっててその通りに人が動くって、本当にただただ意味不明で怖かった。

そして私はその日パニックで布団も取らず、押入れに入り込んで、初めて服を来たまま寝た。

でもそれも全部夢で先に見てたんだから、さっき見たドラマみたいになんとか対策が考えられそうだけど、
実際にそうなったら、ただびっくりしてパニックになるだけだった。

そしてもっと怖いのは、自分もその夢のとぉーりに行動して同じことを喋ったり同じ動作をすること。

同じことするってやる直前に思い出してはわかってるのに、でもその通ーり、また同じセリフを喋って動く、超きもい自分。

でも、あんな超異常なことはその1回きり。本当に訳がわかんなかった。

なんか久しぶりにそんなことを思い出した。

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