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忍冬草

金大中元大統領が5日前に亡くなったのを今日の22時ごろ知った。

大統領就任時、NHKの朝のニュースで、日本の若者に向けた言葉を5分程
熱く語った映像の後、
若い男性アナウンサーが感動して目が真っ赤になっていたのが衝撃的で忘れられない。

それは国同士のことはまったくなくて、色々経験豊富過ぎる70過ぎた年寄りからの
若い人への向けた応援メッセージ的な感じだった。

見てた時、甘やかされて生きてる自分の良心が痛んだし、
私も聞いている間、実はちょっと目頭が熱くなった。

だから今日亡くなったのを知ったとき、久しぶりに高校位の純粋なキモチに戻った。

じつはその朝のニュースで初めて金大中という人を知った。

でも本当は日本で韓国中央情報部に拉致されたり、亡命したりで既に世界的に有名になってて、知らないのはアホな学生の私だけだった。

とにかく超波乱万丈の人生だったけど、困難があっても決してめげない人だった。

別に私は韓国人でもなんでもありません=3

いろいろ非難もあるだろうけど、金大中が生まれて物心ついたときは
元々半島は一つだったのだし、北朝鮮は地下資源が豊富だし、前の一つだった頃の当時を知っているのであれば、できればまた元の一つになりたいのは当然だろうと私は思う。

でもそれはそれで日本にとっては脅威になるからよくないんだろうけど。

また一つ時代が終わった感と、そういう人がまた一人消えてしまった感で22時からずっと感傷に浸っているところ。

甘やかされて生きてる自分は心が痛い。

そうそう最近、儒教の本でも読もうかなぁと思っていた。江戸時代から確か終戦まで道徳といえば儒教を教えていたし、今でも御茶ノ水駅すぐの徳川家が立てた昌平黌(江戸幕府の大学みたいなところ)に孔子廟があって、でっかい孔子の像がたっているのを何度も散歩して見た。

迷ったときに心の定規がぶれそうになるとき
、何を基準としてぶれないようにするのかを
間違えないようにしたいと久々高校位の純粋な気持ちに戻った今日。

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